コンピューターで解析された検査データに基づいて診断を下し、製薬会社が開発した薬剤で治療する分業化された現代医学では「名医」のスケールにも限りがあります。ところが中国伝統医学では症状を解析し診断する為の情報収集力(四診)はあくまで医師個人の能力(経験&感性)次第ですから、その結果の診断、治療は無論のこと、特に難病では医師の技量によって治療実績が全く違って来るのは至極当然と言えましょう。あくまで医師個人の能力によって治療効果に違いを生む伝統的医学とは「ヤブ医者」を生む可能性もある代わりに時には機械化された現代医学の診断力を遥かに超えた、とんでもない「名医」を生む可能性を秘めた医学でもあるのです。
(しかし今日では伝統医学病院でも現代医学の様々な検査を行いますので前記の「やぶ医者」云々の心配は現在の中国では不要ですが。)
又、薬剤において現代医学では一般の臨床医が自ら新薬の開発を行うことはありませんが中国医学における臨床医は常に患者の症状に合わせて処方(薬剤の組み合わせ)を工夫しながら調整しますので、どの医師も新たな特効薬の開発者と成ることが可能なのです。(植物、生物、鉱物等々中国医学の薬材は7000種以上あるそうです)
もし不幸にも、現代医学のどの医師にかかっても症状が治まらない難病になってしまったら、あきらめずに強い意志を持って違う病理学を持った医学の「名医」を探し出しましょう!
病気で苦しむ時間の長さに比べれば中国は決して遠くはありません。
北京、上海、大連などは日本から2~4時間程度で行けるのですから。


鞍山編 中国の医療も今や現代西洋医学が主流となっていますが、東北部の鞍山市では北京や上海などの国際都市と違ってまだまだ伝統医学のパワーが健在です。       

朱 恵 民 医師  王 金祥 医師
王  剛  医師
  張 久 鵬 医師
静脈炎潰瘍治療専門
火針療法の大家
火針研究の後継者 点穴療法の開発者




中国東北部,遼東半島の中央部(旧満州)の遼寧省にあり有数の工業都市です。緑豊かな山々に彩られた約9000平方Kmの広さを持つ地域に328万人の人が住んでいます。市街地の南7kmに東鞍山、西鞍山という鞍(くら)の形をした山が2つあり、ここから市の名が付けられました。古くから鉄鋼業とともに歩み、現在も、露天掘りで知られる埋蔵量100億トン以上といわれる鉄鉱石や、世界の4分の1を占めるマグネサイト鉱石等、豊富な鉱物資源を背景にして、中国の重要な鉄鋼工業基地の一つとなっています。中でも、「鞍山鋼鉄公司」は、鉄と鋼、年間各800万トンの生産高を誇っています。工業だけでなく、遼河など大小30の河川からの豊富な水源や肥よくな土質を利用して農業にも力を注ぎ、総合的な発展を目指しています。 同じ工業都市として兵庫県尼崎市と姉妹都市となっています。 又 名勝地としても 40平方キロにわたって奇岩奇峰が林立する「千山」観光、重さ約250tもある世界一の玉石仏像博物館、1000年の歴史を持つラストエンペラーの傅儀の保養別荘もあった広さ40万平方の中国一の温泉療養地「湯崗子温泉」などがあります。



中国の病院探検
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