身体の状態に応じて3タイプに分けてツボを示しています。画像は下段にまとめて掲載していますが、ツボの探し方はとても難しいので先にここをクリックして読んでおいて下さい!








●風門(ふうもん)第2胸椎棘突起下で左右約3センチの凹み
●天突(てんとつ)胸骨上端のくぼみの真中
●定喘(ていぜん)第7頚椎棘突起と第1胸椎棘突起間の両外側約1センチの所
●厥陰兪(けついんゆ)第4胸椎棘突起下の両側約3センチの所

※押してみて痛みがあれば以下の2つのツボも加えてください
●肺兪(はいゆ)第3胸椎きょく突起の下で左右約3センチの凹み。
●尺沢(しゃくたく)肘を少し曲げて、肘の内側に出来る横筋の親指側の凹み
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ツボ
長期喘息  喘鳴 呼吸困難 胸部苦悶感 冷え性 悪寒 悪風微熱か又は無熱 色が薄く水っぽい痰が出る  舌苔=白  脈=浮いて滑
■巨闕兪(こけつゆ)第4胸椎棘突起の下
■内関(ないかん)内側手首の横紋から上に向かって指幅2本分上がった所 
■足三里 (あしさんり)膝骨下外側を3寸(約5〜6センチ)下がった所
■だん中(だんちゅう)両乳房の中間点の凹み。押して痛みがあるか確認する
A








喘鳴 呼吸困難 胸部苦悶感  口渇 暑がり 大便乾燥 小便黄色 痰は黄色く粘っこい 舌苔= 少ない 脈=滑で数が多い
◆大椎(だいつい)第7頚椎きょく突起の下
◆合谷(ごうこく)手親指の骨と人差し指の骨の交点から少し上の陥凹部
◆少商(しょうしょう)手親指の爪生え際から約2ミリ外の小さな凹み
     瀉血(針でチクっと刺して少し血液を出す)を行うのが良い 
B




喘息


長期喘息 呼吸無力 呼気が多く吸気が少ない 咳が低く力ない 肢体冷感 痰が希薄で少ない 舌質=淡い 舌苔=少ない 脈=細く下に沈んで触れ難い
★膏肓(こうこう)第4胸椎棘突起下の両側約5〜7cmで肩甲骨内縁の凹み 
               
★気海(きかい)へその下約3センチ強の所(凹みを確認すること)

★太谿(たいけい)内くるぶしとアキレス腱の間の陥凹部

定喘 大椎 風門
厥陰兪
 巨闕兪 膏肓
クリックすると
大きな画像が出ます
天突 だん中 気海 天突

喘息の背中のツボ詳細図
内関 尺沢 少商 合谷 太谿 足三里

主に肺および気管支の解剖的部位に向けて鍼を打つ場合もあります(下の画像)

当ページでご紹介していますブラシマッサージ法丹田呼吸法、太極拳等々で
日頃から全身のバランス調整を図ることも大事です。

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