★ 蕁麻疹のツボ ★
> 名前 = M.M
> 性別 = 女性
> メッセージ =
> はじめまして。ネットでこのhpにたどり着きました。
> Q&Aを見たのですが、載っていない症状だったので、質問させて頂きます。
> じんましんに効くツボを教えてください。
> 病院で、薬をもらって飲んでいますが、やはり、食後や、寝ると時に、痒さがでてきて、強いお薬を飲むのはいやなので、ツボ刺激で治らないかなぁと思いまして。
自分で、お灸をやることがあるので、是非、教えて頂ければとおもいます。

> また、妹が、咳が長く続いています。
> おそらく、神経的なものだとおもうのですが、ずっと咳が続いている訳ではないのですが、時々、咳き込むというのが、半年くらい続いています。
> この症状に効く、家でできる方法もあれば、教えてください。お願いします。


(返信しましたが、宛先不明で戻ってきましたので、ここに掲載します)

こんばんは、ツボ探検隊の松岡です。
実を申しますと私の治療院には「蕁麻疹を治してください」と訴えて来られた患者さんはいないんです。
蕁麻疹は確かにとても困った症状ですが、取り敢えず、その為に仕事が出来ないとか、日常生活に支障があるというものでは無いので、健康保険が利用できない我々の所には蕁麻疹だけの症状では来られないのです。

しかし、優先順序では一番ではなくても様々な不健康を象徴する苦痛を抱えている方々も多いので、その様な症状の一つとして蕁麻疹が治っていった方は少なくありません。


身体は一つ、(部分は全体を象徴、全体は部分の集合)という
中国医学の考え方に沿った治療を行っていると蕁麻疹やニキビ、肌荒れ、顔色などは主訴の改善に伴っていつの間にか治っているのです。
つまり、仕事に差し支える程の症状を治療する間に「ついでに治っていく症状」の一つですね。
「風邪を引かなくなった」とか、「下痢をしなくなった」等とともに「蕁麻疹が出なくなった」「ニキビが治った」と言う方が多いのです。

さて実際には麻疹の具合を拝見しないと貴女の蕁麻疹を起こしている身体を改善するツボを決定できませんが、主訴と同時に蕁麻疹を起こし易い方々に用いることの多い ツボをお伝えします。

但し、これらは基本的に鍼のツボなので、お灸ではやり難いと思います。
現在の中国では皮膚に直接すえるお灸「直接灸」はほとんど行いませんので、 私も鍼で治すことを前提にしてツボが決めています。
これは直接すえるお灸では跡が残ることに加えて、どうしても同じツボに繰り返しすえますから、小さいながらも火傷となり、新たな感染の可能性を生むからです。(昨今の鍼灸治療では感染に対して非常にナーバスになっています)

(蕁麻疹に効果のあるツボ)
大椎、身柱 血海 三陰交 曲池 内関 足三里 肝兪 脾 肩隅・・・etc 呼吸器系、内分泌(ホルモン)系、胃腸系などを調整するツボ群です


○上半身に麻疹が偏って発生する=風池 
○背中に多い= 隔
風門
○足に多い= 風市、委中
○下半身全体に発生する=三陰交   
○顔面部に多い=糸竹空 迎香
○便秘や胃腸機能の異常が顕著=足三里 合谷
○寒気や冷風に当たると増える=肺兪 風門
○普段から嘔吐しやすい=内関 

お灸をするにしては、う~ん、やはりツボ数が多いですね。
実際に診察を行えば二つか三つに数を絞る事もできるのですが、拝見していないので、それも困難です。

では、こうしましょう!
先のツボ群は今は用いず、まとめとして、神闕(ヘソ)ここにだけ間接的なお灸(温灸)をして下さい。

おへそをすっぽり被う程の大きさにショウガを2㎜程度、ポテトチップスのように薄く切ります。この薄く切ったショウガの中央部に箸の尖端を刺して小さな穴を空けます。
おへその中央部にこの穴の空いたショウガを乗せて、ショウガの穴の縁上にせんねん灸を貼り付けてすえます。お灸の熱だけがヘソの中に伝わる様にするのです。

火傷しそうに熱くなった場合は火傷を防ぐ意味で外します。ヘソ全体に熱気が伝わるまで繰り返します。ヘソの周りの皮膚が赤くなる迄は繰り返しすえて下さい。
その内にお腹がゴロゴロと動いてくれば大成功です。

ヘソはツボ名を「神
」(しんけつ)と云い、お腹全体に効果が及ぶ大事なツボです。ここは一般的に鍼ではなくお灸のツボです。
(中国ではヘソの中に長い鍼を平気で刺していますし、私も10㎝ほど刺入してもらった経験がありますが、日本ではヘソはお灸のみのツボで、鍼を刺してはいけないとされています)



> また、妹が、咳が長く続いています。
> 時々、咳き込むというのが、半年くらい続いています。
> この症状に効く、家でできる方法もあれば、教えてください。


妹さんの咳の件ですが、これも最近の私の治療院に通院されている方に非常に多い症状ですね。
精神的な咳は咳き込む声に呼吸器疾患とは違う、独特の響きがあって判別が容易です。
私のサイトでは自分で出来る精神科のツボ療法としてTFTをお奨めしています。
 ★TFT療法
http://www.shinkyu.com/hiki/tft.htm

これで改善する方も実際におられるのですが、症状が長引いている方で改善が見られない場合は、早い内に評判の良い精神科医に診ていただくべきです。(精神科医は当たりハズレが激しいので・・)
長引くと非常に治りにくいのが精神疾患の特徴ですからね。
専門医にかかると同時にストレスを減らし、精神を安定させるジョギングなどの有酸素運動を始めるのも一計です。
ニューヨークの精神科医はうつ病患者にアスレティッククラブでトレーニングをさせて、症状を改善させているとのレポートも出ています。
運動で汗をかくことは新陳代謝を促し、脳内の血流も改善されるので精神的爽快感も得られるのでしょう。
もっともストレスを受けている人の体力は本人が思っている以上に弱っていますので、急に激しいスポーツを行うと却って逆効果で症状が悪化します。
運動を始める場合はその点に気を付けて下さい。
身体を冷やす恐れのある水泳は
温水プールでも冷え性の方には勧められません。(温水プールでも体温よりは低く設定されていますので、徐々に冷えてくる様です)



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