★小児喘息治療について★
>名前 =****
>性別 = 男性
>age = 30to39
>四才・三才の兄弟がそろって喘息で苦しんでいます。
>藁にもすがる思いで、色々な情報を集めています。
>普段は、テオドールやインタールといった薬物療法を行っています。
>が、喘息発作で今、咳が苦しくて眠れない、という時に使うツボを教えてください。
>また、喘息の特効ツボ。その名も「治喘」「止咳」があると聞いたのですが、どこになりますか。私自身が、小児喘息で苦しんだ経験があり、なんとかしてあげたいものです。お願いします。


こんばんは!ツボ探検隊:松岡です。返信が遅れて失礼いたしました。
では早速ながら、お子様の小児喘息ですが、ご面倒でも当サイトがご紹介するツボ療法を上手く利用して頂いて薬への依存を最低限度とされる様にお努め下さい。
昔と違って小児から青年期へと向かう治癒の好機を失いそのまま一生引きずってしまう方々が増えていますから要注意です。ぜひご紹介する方法を日頃から実践して下さい。

と言うことで
先ず以前に頂いたご質問の小児喘息のツボのページもご覧下さい。

それでご質問の「治喘」「止咳」のツボについてですが、確かに「止咳」は有名な「咳止め」のツボですが、どうしても「治喘」は分かりません。もっともよく似た名前の「定喘」というツボが有りましてこちらは喘息治療によく使われるツボで先のページでもご紹介していますので画像はそちらでご覧下さい。

しかし先のページではご紹介が漏れているのですが、小児喘息の場合は取り敢えず「ツボマッサージ法」を先に行ってみて下さい。このページをご覧になった方々がこのマッサージ法を実践され、それまでの私どもの経験以上の色々な症状が改善されていますので、上手く併用して下さい。特に気管支や肺の後ろに当たる背中の上部辺りを念入りに行って下さい。それと小児に大事なツボは「身柱」(しんちゅう)です。下に画像があります。ここだけでも良いので日頃からお灸を行って下さい。小さなお灸でもけっこう熱くて普通は我慢できないので、せんねん灸のような間接的なお灸でも良いのです。間接灸の場合はすえたツボの皮膚がほんのり赤みを帯びているか確認して下さい。重い喘息の子供はこの部分の血行が悪くてなかなか赤く成り難いので同じツボに数回繰り返す事に成るかも知れません。「身柱」のお灸は江戸の昔から「ちりけの灸」として子供の病気予防の灸として有名です。このツボの場所はちょうど呼吸器の後に当たり特に心肺機能を整えます。

●定喘(ていぜん)
第7頚椎棘突起と第1胸椎棘突起間(大椎ツボ)の両外側約1センチの所
※頭を下げた時に一番出ている首付け根の骨がだいたい第7頚椎です。(稀に第1胸椎が飛び出ている人がいますが・・。)
●身柱(しんちゅう)

第3胸椎棘突起の下。第7頚椎から3つ下がった骨が第3胸椎です。
止咳(しせき)
第1中指骨の中点(魚際ツボ)から0.5寸(1センチほど)下がった所に有る。この辺りで抑えて激しく痛む点(圧痛点)を優先すれば良いでしょう。
咳止め、 ウイルス性心筋炎など




魚際(ぎょさい)
第1中手骨の掌側の中点で手の甲と手の平の肌色の変わり目(肌目)の肉際の所。 ★喉痺、咳嗽、吐血、失音症、悪寒・発熱、腹痛
 
様々な効果を持つツボ


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