★手根幹 正中神経障害★
>名前 =T.S
>性別 = 男性
>age =20to29
> メッセージ
>この症状に効くつぼはどこでしょうか。お教えください

こんにちは、ツボ探検隊です。
私どもの治療院にも手根幹症候を呈する方がたまに来られます。もっとも、これを主症状として来られるのでは無いので、ついでの治療と言った感じですが皆さん良くなられています。鍼の場合は圧痛点に加えて内関、外関などの手首周囲のツボ(要穴)も使いますが、ご自分で行える手軽な方法としては痛む側手首の圧痛点(痛みの極点)を探してお灸をする方法が一番ですね。
 
痛む手首を詳しく調べて、痛みの頂点(極点)と感じる点を幾つか探し、ここにマジックで小さな印を付けておきます。この印を付けた圧痛点に極く小さなお灸を直接すえるのです。お灸用の「伊吹もぐさ」が薬局で数百円で売っています。(温灸用もぐさは精製が粗いので小さなお灸に出来ません。)
この「もぐさ」を底面積の直径2㎜弱、高さ1㎝弱ほどの円錐状に軽くひねって印を付けた点に立て線香で着火します。極小のお灸ですから最初のお灸が燃え尽きたら、同じツボに再度新たにもぐさを立てて、一カ所に3~4壮を繰り返してすえて下さい。このお灸を何日か繰り返して手術を勧められていた方も痛みが治っています。
 
しかし手首は洗面や台所仕事など水仕事で濡れ易いので、お灸跡が大きく成らない様に小さなお灸にする注意が必要です。素人の方のお灸は{もぐさ」を大きくしすぎて灸跡から化膿(細菌感染)させ易いので十分にご注意下さい。その意味で「もぐさ」の大きさ、直径2㎜以下(皮膚に触れるお灸の底辺)を守って下さい。
 
 

Q & A に戻る
ツボ探検隊の表紙に戻る