名前 = なの 性別 = 女性 age = under20 メッセージ = 蒙古ひだ無くすツボを教えてください!! いままで、すんごく気なっててどこを探し回ってもそういう情報などがなくて、自分の蒙古ひだにうんざりしています(涙!) ほんと、お願いします!!!! |
こんばんは、ツボ探検隊です。
うーん、実は私もね、「蒙古ヒダ」がはっきりした目なんですよ。 従いまして、目と目の間がかなり離れて見える顔で、早い話、見るからに「東洋人」って顔です。 英語では「フィッシュ・アイ」ですね。この場合は「一重まぶた」と訳すのでしょうか。 蒙古ヒダは普通は「一重まぶた」ですが、「奥二重(おくぶたえ)」に成っている人もいます。 でもね、私は子供の頃から今まで、この目を特定して悩んだことはないのです。 東洋人特有のものですから、日本人では蒙古ヒダの無い人の方がむしろ少数派です。言い換えると「蒙古ヒダ」の目がメジャーで、これが日本では「普通の目」な訳ですから、好きかどうかは別問題として、私も含めておそらく大部分の人はこの「まぶた」を特定しては悩んでいないはずですよ。 つまりね、ごく普通の目で異常でも何でもない瞼(まぶた)をそこまで嫌いだと悩むのは、貴女の心の中に原因(不満や不安)が有る可能性が高いのではありませんか? 老婆心ながら、ご自分の心の中をゆっくり見つめ直すことが、今は賢明な解決法ではないかと思いますよ。 確かに青春時代は将来が見えず、心も体も大いなる過渡期で何もかもが不安定な頃ですから、どんな事でも「大変な悩み」→「劣等感」に発展しやすいものです。 この頃に難病や食べられないような貧困等々のせっぱ詰まった問題が無ければ取り敢えずは自分の体型、顔の目鼻立ちなど容姿に焦点が当てられるのでしょう。 (言い換えると、この過渡期の落ち着かない身体の状況が心に与える「漠然とした不安感や焦燥感」が「悩みのネタを求めたり」「劣等感のタネを探したり」するのです。 ターゲット(目標)がしっかり定まると方向性を持たない「漠然とした不安感、焦燥感」が地に足の着いた(?)「悩みごと」に「転生」して、それなりの「マイナス要因」を含む「結論」を出したことでむしろ心身共に「落ち着く」のでしょう。 「思春期の悩み」は身体のアンバランスが生んだ代償性の心理現象ですね。) もっとも顔で悩むのは、逆に言えばそれだけ他の要素は「幸せな環境」にあるのです。(ご両親に感謝!) 数で言うと目よりも「鼻」に問題点を発見して悩む人の方が多い様で、頂くメールも「鼻」に関する悩みの方が多いです。 私も高校生の頃は彫りの深い、ハーフっぽい顔の人をうらやましく思っていた様に思い ます。 しかし大人になれば、目鼻の形ではなく、むしろ肌の美しさに関心が行きますね。もちろん人間としての「中味」方がもっと重要視されてきますから、目の形が気になるのも、青春の象徴かもしれません。 さてさて「ツボ」に関する結論が遅くなってしまいましたね。 これは先にも書きましたが、東洋人の目に特有の「遺伝」で、「病気」では有りませんから、「ツボ」という名の身体が病んだ時に体内から皮膚に送られる「信号」は現れません。 つまり、「蒙古ヒダ」を消す「ツボ」は無いんです。 だって治す必要のない、東洋人としては当たり前の正当な目な訳ですからね。 ご自分が生まれ育った国の顔がイヤだと悩んでいる事になりますから、本来は目の問題では無いと思うのですよ。 ご存じのように整形手術でこの蒙古ヒダを切開する人もおられますが、東洋人が西洋人に比べて若く見えるのは特にこのヒダにより目と目が離れて眉間が広がり、目の周りの凹凸が減ってシワも少ない事によるらしいのです。 蒙古ヒダが無かったり、切開手術をすると早くから老け顔に成るはずです。 若い時はともかくとして30歳を過ぎれば、蒙古ヒダの目の人の方が断然若く見えますよ。 歌手のaikoさんが正にそのような蒙古ヒダの目で、小柄なこともあってかとても30歳には見えませんよね。 上は同一人物の蒙古ヒダを切開する前の写真(左)と後の写真(右)です。私見ですが、若いときは良くてもやはり早くから老けて見えるので、この方は手術をしない方が良かったのではないかと思います。 ★蒙古ヒダの重要性について 美容家の「蒙古ヒダについて」のコメントから抜粋です。 「目もとのシワやたるみ、クマで悩む人の多くは、蒙古ヒダのない人。このヒダは、目のまわりの皮膚をぐるりとひっぱる力が強いために、目もとのトラブルを最小限に食いとめてくれる有り難いヒダなのだ。一説に、このヒダがある人の方が、目のまわりの皮膚そのものが丈夫で厚みがあるとも言われ、だからシワになりにくく、たるみにくいのはもちろん、皮膚が薄いからこそ、内部で起こっている“うっ血”が表面に響いて見える“クマ”も出にくいことになる」 ・・・のだそうです。 ※追記 一生の内で心身が大きく変化する時期は何度もあります。大まかな感じを以下に記します。 「胎児→乳児」 先ず生まれた時、体内から体外に出て自力肺呼吸に変わる大きな転換作業時、分娩遅延などで一生の障害を抱える子は今も後を絶ちません。 「乳児→幼児」 この頃は自律神経が未発達で自らの口から取り入れた栄養を上手く消化吸収できなかったり、内臓機能のアンバランスが騒ぎ出し「夜泣き」をします。 「幼児→小児」 「幼児」期から「小児=子供」への転換期は小学校に入る時期とほぼ重なります。6才~7才ですね。この時期は様々な酵素やホルモンの分泌が活発に出始めるので幼児期からの「弱かった子」が自然に強い子に変わる、身体に大きな自己修復プログラムが起動する、最初のチャンスでもあります。 しかし乳幼児期にステロイドなど強い薬を多用すると、このプログラムが上手く起動せず、せっかくのチャンスを逸し、病いを青年期まで長引かせていまいます。特に「小児喘息」にこの傾向が見られます。 「小児→少年→青年(成人)」 その次が子供から大人へ変わる過渡期、思春期ですね。既に「ものごころ」がついており、自覚的には身体以上に「心」に与える影響が最も大きい変革期なのかも知れません。「感じやすい年頃」ってやつです。「人生で最も感動した本や映画は何ですか?」と有名人に尋ねるアンケートが雑誌などでよく掲載されていますが、いつの時代もご当人の思春期に出合った作品が最も多く登場しています。これは作品本来の価値以上に自分自身が最も感動しやすい、神経過敏な年頃だった事を物語っています。 女性では初潮が始まる頃から、男性では中学校2、3年から高校2年、17才位まででしょうか。先に述べました「悩み事を創出する時期」ですね。 同じ理由で「統合失調症の発病時期」とも重なります。もう「夜泣き」の手は使えないのですから。 振り子の振れ方次第で大きく外に振れた子は「少年院」へ、又反対に内側へ大きく振れた子は「精神科病院」へとなってしまいます。 この時期を無事にクリア出来ると、健康的にはしばらく安心です。 「成人→中年」 次の変化は女性はお産を経験した人としない人に別れ、男性は青年の身体から中年へと変わる変化で、40歳前後ですね。 思春期では「少年院」と「精神病院」の違いでしたが、思春期を無事クリアした人もこの時期の対応に手こずると今度は「内科」と「精神科」に振り分けられます。中には「家裁」「裁判所」に行く方も出てきます。もう「少年院」は無い訳ですからね。 女性はお産の前後に大きな変化が起きます。対応次第でそれまでと体質が変わったり、「うつ病」を発病したりします。「産後の肥立ちが悪い」と言うアレです。「育児ノイローゼ」という名が付く、産後の身体の変化が起こす「精神病」で「うつ病」が多い様です。自殺を図る人も出てきますのでこの時期は決して侮ってはいけません。 お産を経験しなかった女性は40前頃に心身共に不安定に成り易いです。更年期に入る前です。 「中年(壮年)→老人」 その次が60才を越えた63才位に起きる変化。 つまり「成人」から「老人」へ身体が変わる時期です。この変化を上手く切り抜けると「長生き路線」にポイントが切り替わります。 要するに、どの時期の変化にも上手に対応できないと内臓や心の病に至りますが、これらの変化を上手く乗り切る事の大事さこそが「厄年」の考え方ですね。 適度な運動、スポーツ、バランスの取れた食事、没頭できる趣味などストレス発散のガス抜き手段を持つこと等が過渡期をうまく切り抜ける秘訣でしょう。 統計上の平均寿命は延びていますが、これらの時期につまずいた、ちょっとした半病人はむしろ増えている様に感じます。 例え自然な修復力が追いつかずに病気をしても、長引かさずにすっきりと病から抜け出すには、外部からの借り物のエネルギーが多くては叶いません。 過度に医薬品に頼ると我々の身体に自然に備わっている、これらの変化を乗り切る能力を落としてしまいますし、同じく外部からの強い物理刺激も要注意です。 薬は体内に大きな作用を巻き起こして自ら持つ自己修復力を衰えさせると考えられますが、重力により外側から身体を変化さそうとする療法も同じく過度な力が加わることで筋肉の自然な修復力を弱らせる可能性を強く持っています。 緊急に生命の危機が訪れた時は最新の医学の恩恵に授かるとして、普通に体調を崩し、病んだときは薬を用いるときはごく少量にし、物理療法を受けるときも出来るだけ小刺激のものを選択すること、体内、体表どちらにしても外部から与えるエネルギーは最小にすることが肝要でしょう。 実は「ツボ」を発見して生まれた「鍼灸」とはそもそもこの様なニーズから生まれたものなのですが、その意味では知られていません。またまた手前味噌な結論に至っているとお思いでしょうが、しかしこれは事実ですよ。 少ないエネルギーで身体を変える力を持つ「ツボ」の知恵を利用して、一生の間に何度も訪れる心身の転換期を上手に乗り越えて欲しいものです。また例えその時期にギクシャクしたり、病んだとしても最小のエネルギーで回復させられれば「その後は長生き」に転じる事も可能です。 担当;松岡佳余子 |
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