> 性別 = 男性 > age = 30to39 > メッセージ = > 以前手指鍼に関して質問しました山梨のNです。その節は丁寧な御回答ありがとうございました。 > 最近知り合った人が、数年前風邪で熱を出してから 嗅覚がほとんど無くなって困っていると相談されました。 何か良いツボはありませんか?返信お待ちしています。 |
ツボ探検隊の松岡です。
さて「数年前から」ということでは基本的には現在の身体を拝見しないと、確かなことは言えません。 その人の身体内部で何が起こっているかは、商売柄、触って診れば分かるのですが、文面からだけでは診断の確定は難しいです。 少なくとも嗅覚という感覚器官が働かなくなった訳ですから、中国医学的に言えば「気」の損傷(気虚)が起きた事だけは確かですね。 しかし、正しい診断と鍼灸治療を行えば徐々に身体に力が付いてきますので、必ず治る変化だと思われますよ。 (もっとも時間的経緯、気の損傷などから鍼よりもお灸が適しています) こんな場合でも原因を問わない手指鍼の相応ツボ療法は、簡便でリスクが少ないので試してみる価値は有るでしょう。 手指鍼療法では中指の鼻の相応部と心肺、胃の相応部、手のひらの中心部「労宮」辺りの反応点も調べて下さい。 (肺虚、腎虚、胃虚のツボを用います) 見つかったら、「気」の損傷(虚)を癒し補うのに適したお灸をして下さい。 手に火傷を作ると感染しやすいので、もぐさを直接皮膚に乗せる直接灸はダメです。 「せんねん灸」など間接灸(温灸)が良いでしょう。 お灸は熱くなったら取り外して(やけど水膨れ防止)、それを何度か繰り返してすえます。 HPの慢性扁桃炎への回答で説明している「内庭」や「足の三里」などのツボ状態にも変化が有れば、ここにアルミホイルを貼るのも一計です。 http://www.shinkyu.com/hentouen.html
従来の身体のツボはどうしても背中やお腹には自分で刺激が出来ませんので、自分で出来る「手指鍼」のツボを紹介しています。足のツボは「脳と密接な関係を持つ手」のツボほどには効きません。 |
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