★虹彩診断法について★

名前 =A・Y
性別 = 女性
age = 20to29
メッセージ =
はじめまして。 このサイトで虹彩診断法のことを知ったのですが、 どこへ行けば学べるんでしょうか?
ヨーロッパ発祥ということですのでヨーロッパの方でしょうか?
虹彩診断法のみならず、体の一部を見れば体調などがわかるようなんですが、 精神的なこともわかるのでしょうか?
たとえば、精神状態や分裂病、躁鬱病などの精神病などです。
私は人を癒すということにとても関心があるのですが、 職業的に見るとどうなのでしょうか?(条件、環境など) よろしくお願いします。


A・Yさんへ
虹彩診断法は日本では多分教えている所はないでしょう。
まとまった翻訳本も無いと思います。
私は簡単な虹彩法の本は以前から持っていたのですが、 詳細に診断のノウハウを説明した書物には出会えませんでした。
ところが、偶然ですが去年訪れた台湾の伝統医学の名医・高医師 (”名医探訪”のページで後日ご紹介します) より台湾で出版された中国語の虹彩診断学の本を頂きました。
アメリカで出版されたものの翻訳本ですがA4版で400頁もあり 豪華な装丁で定価も日本円で云うと1万円以上はする立派な本です。
元はアメリカ人Beruard Jansen博士の著作になる本です。
たしか上海の本屋にも虹彩診断学の本は有りましたよ。
これは200円程度のちゃっちい装丁の本でしたが。
中国には伝統民間医学というか不可思議な (敢えて怪しげなとは云いません・・笑)医学本らしき読み物は本当にいろいろありますよ。

貴方の言われる体の一部で全体を推し量る的な診断書物も有りますね。
とにかく「身体のどの一部分も全身の情報を内包している」ことは確かですから例えば髪の毛一本からでもDNAにより個人が特定できるようにね。

つまり身体の一部分から全体を診断する方法も腐るほどあると云えます。
それらの中から特に名人芸を必要とせず 誰にでも判りやすくて診断精度の高いものが中国医学で一般化している、 脈診、舌診、耳診などであり、欧米では虹彩法なんでしょうね。

虹彩診断学は英語では”iridology" で ”虹彩診断学は”iridiagnosis" 又 は”irisdiagnosis"と言います。

アメリカやヨーロッパの検索サイトで調べれば情報はいっぱい集まるでしょう。
教育機関の情報なども有るかもしれません。
現代のような診断機器が無い昔の欧米では中国医学のような脈診術、舌診術、 ツボ診断ももちろん無くこの様な診断学の比重は意外と大きかったのでしょうか。
早い話、内視鏡がない時代の産物のように私は思うのですが、なぜか 現代でも欧米では専門家が少なからず存在するようです。おそらく
前記書物を読むと虹彩で全身の病気の存在、 慢性も急性病も顕著に判るようですが 特に「大腸腫瘍」の存在が誰にでもわかる形にはっきりと瞳の周囲に現れると書 いています。 数枚の画像を添付します。

これだと簡便な大腸診断法としてなら現代でも価値が有るのかも知れませんね。


何とも立派な書物の装丁の「実用図解虹彩学」 診断中の写真
虹彩と身体の部分とのリンクについて 実際に見つかった虹彩の問題部分と大腸との照合です




それから「癒し」に関する書物で秀逸であると感じた、 バーバラー・アン・ブレナンの「光の手」を是非読まれることをお奨めします。

河出書房新社 税抜き本体価格は2427円で上下2巻になっています。
帯には 「人間のオーラやチャクラの働きを科学的に解明した歴史上初めての本」
「アメリカで大ベストセラー」とかキャッチーなコピーが書かれています。
多少とも生命科学に関心のある人なら面白く読めるのではないでしょうか。

アメリカのNASAの宇宙開発スタッフの一人でもあった物理学者の著者が 生命体が放つ「光」の存在を知り、そのコントロール術について書いています。
どうもその「光」による診断では 貴方の知りたい「精神病」が特に顕著に現れるようなのです。精神病患者の場合はこの光のエネルギーフィールドが上半身に特徴的な偏り方をするらしい。逆にいえば下半身のエネルギーフィールドが弱体であると言う事に成りますね。これはしかし私が考えていた精神病の発病概念と非常に一致するんです。
特に下半身のエネルギーフィールドが弱いというくだりなんか私の考えとぴったし同じです。


著者によると人体の細胞はわずかながら光を発し、この様な光の輪となって全身を包み込んでいるらしい。これを人体のエネルギーフィールドと著者は呼んでます。

「精神病」は中国医学的には 人間の身体の内外における「気」の病気ですから=”気が狂う”と表現するが如し =彼女の言う人間が体外に放っている「光」に顕著に異常が表れる と言うのも説得力有りますね。
昔からひそかに言われていることですが実は精神病は”伝染病”なんですよね。「遺伝する」と言う意味とは又違って
精神科医が「精神病」に罹り易いのは洋の東西を問わず昔から言われている事です。
これは「定説」(笑)かな?
私はこれはやはり多くの患者のバランスの崩れた「気」の場(エネルギーフィールド)の中に 長く居ると自分の持っている「気」(エネルギーフィールド)のバランスも失ってしまうのではないかと思っています。

著者の言う生命体の発する「光」論でも精神病患者の場合 周囲に患者が発するその「光」は 一目で判るアブノーマルな崩れ方、狂い方をしているそうです。

実を言うと中国医学でも「精神病」を見分ける診断法と言うのは身体の一部を直接触って 診断するタイプの診断法では余り精度の良いものが無いんですよね。
精神病を治すツボはたくさん有るんですけどね。
もっとも重い精神病は見た目ですぐ判るとも言えますが・・

これは現代医学でも同じですよね。

「 人間ドック」に入っても、精神的な病は発見できません。
「貴方はうつ病の初期ですよ」とか「 分裂病の疑いが有ります」とか検査値から出て来たりは全然しませんからね。
つまり人間の「気の病い」は現代の最新のコンピューターを使ったどんな診断機器でも発見できないんですよね。
そう言う意味でも人体が発する「光」とか「気」で診断する方法が精度が高いと 言われればさも有りなんって感じします。
彼女の云う「光」と東洋医学で云う「気」は おそらくほとんど同じモノではないでしょうか?
同時にこの書物では学者らしく生物学と物理学の両医学を結ぶ考察にも 見識の深さが垣間見られ、陰陽論についてのコメントも的を得ていて 中国医学にも精通している様子も文面から察せられます。
とりあえず彼女は世界でたった一人の珍しいタイプの”ヒーラー”で有ることは 確かでしょう。
(私自身は世間の”ヒーラー”本にはまだまだ付いて行けないものがあります が)

「ヒーラー」が職業的にどうかはちょっと判りません。 先天的な才能が必要であることは間違い無いでしょうが”ヒーラー”いうと 「ライフスペース」とか「法の華」みたいに 一歩間違うとアブナイ宗教家 時には詐欺師まがいと見られやすい仕事のようでもありますね。

「気」の存在概念がまだまだ途方も無く未知の世界にあるのですから、その仕事が怪しく見えるのも当然と言えば当然ですが。
上記の「癒しのバイブル」というキャッチコピーの本 「光の手」を読んでもう一度じっくり考えられたらどうですか?

この書物の中でも引用されている聖アウグスティヌス(昔のキリスト教の 聖人)の言葉があります。私も日頃よりまったく同じ考えで行動していますのでここに書き写させて頂きます。

「奇跡は決して自然に反して起こりはしない。 ただ我々が知っている自然はまだほんのわずかでしかないからだ」

もっとも私の場合は以下のような解釈になりますが。

「自然に反した奇跡的治癒などと言うものは無いはずだ。ただ単に生命の本当の姿、力の何たるかを我々が知り得ていないだけなのだ」



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