こむら返りのツボ

名前 = ***
性別 = 男性
age = over50
メッセージ =
最近毎朝5時ごろになると左足のすねの筋肉が何もしないのに急に吊リ出すのです.
吊り出すとものすごく痛いのです、筋肉の痛みが治まらないのが辛い。とにかく痛い。
足の親指など色々曲げたりしてみるのですが中々治らない、硬くなった筋肉を少しずつ揉んでいると吊っているのが少しずつ治のですが、どうしてこんなに足が吊るようになったのか治す良い方法はないものでしょうか?
 どうぞ宜しくお願いします。


***さまへ
こんにちは! ツボ探検隊の松岡です。
早速ですが、
ご質問の「こむら返り」=腓腹筋痙攣=は誰でも一度くらいは経験がある症状ですが、現在に至るまで未だ決定的な原因は分からないようです。

現在言われているのは、①水・電解質の異常 ②内分泌(ホルモン)代謝の異常 ③神経・骨格の病気
・・・等々ですが、とにかく何らかの要因で筋肉への酸素不足と老廃物の排除が不十分となり痙攣が起きるようです。 睡眠時に起きる場合は「明け方」が多く、寝汗をかく人にも多いです。誘因とされている要素には「代謝異常」が多いので、ツボ治療はよく効きますよ。
 
(中国医学はそもそも内臓のような組織(ハード)の欠陥よりも「代謝障害」=循環障害=を最も大きな病因と考え、その解決(治療)を目的として発展した医学です。ですから中国医学の適応症は血液循環、、水分代謝に問題がある病気が多く含まれます)

実際の治療法ですが、ご自分で行う治療として最近はアルミホイルを小さく丸めて貼る方法を皆さんに試して頂いてよい結果を出していますのでこれをお勧めします。

①まず全てのツボを触って検索しマジックペンか何かで印を付けておきます。ツボは骨の上には無く、筋肉や腱の分かれ目など小さな凹みになっていますので触って確認してください。
 
②2センチ平方ほどのアルミホイルを硬く丸めて約直径3~4ミリ位の玉を作る。それをセロテープを2枚平行に重ねてしっかりツボに貼ります。(透明のガムテープを使っても良いです) 眠る前に貼れば良いですね。そのまま眠ってください。 そんなものを貼ると眠れないと思われたら、眠る2時間位前に貼って寝床に入る前に外します。 こんな場合はもう少しアルミホイルの玉を大きく作って刺激量を増やして下さい。
 
肝心のツボですが、「こむら返り」は筋肉の収縮異常ですから、全身にある多くのツボの中から「筋会」(きんえ)と呼び筋肉の病気全般を司るとされるツボを使います。 これは「陽陵泉」(ようりょうせん)という名のツボです。このツボと実際にこむら返りが起こっている筋肉(腓腹筋)の上のツボ「承山」および「承筋」をポイントにします。
それに内臓を含め広範囲の代謝異常を正すツボ「三陰交」と「太衝」、「足の三里」手の「曲池」をプラスします。 日頃より胃の調子が悪いとか内臓機能に問題がある場合は「内関」をプラスします。
 
※注意点
全身の調整をするのが目的ですから④の「承山」(しょうざん)「承筋」(しょうきん)以外は両足、両手に貼って下さい。
 
「陽陵泉」(ようりょうせん) 「足の三里」(あしのさんり)「太衝」(たいしょう) 「承山」(しょうざん) 「承筋」(しょうきん)「三陰交」(さんいんこう) 「曲池」(きょくち)

 ●足のツボが7ヶ所と手が一ヶ所です。


★オプション
「内関」(ないかん) 
  
この中で取るのが一番難しいツボは「陽陵泉」でしょう。添付している画像をよくご覧下さい。
 
 
★ こむら返りのツボ ★
「陽陵泉」(ようりょうせん)
膝骨外側下(腓骨頭下方)の陥凹部 膝下の外側に有る丸く出っ張った骨(腓骨頭)のすぐ下にある凹み. 足三里のツボからぐるっと外側に回った辺りに有ります。


「足の三里」(あしのさんり)
むこうずねの骨の外側を膝から3寸(約5~6センチ)下がった所
「太衝」(たいしょう)
足親指と人差し指の間をたどり、二つの骨が出会う所
の前凹み
 
「承山」(しょうざん)
ふくらはぎの大きな筋肉の真下の凹み
「承筋」(しょうきん)
ふくらはぎの一番太い筋肉の中心部分
 
これらのツボはこむら返りを起こす側の足に貼ってください。
 
「三陰交」(さんいんこう)
内くるぶしを本人の親指を除く4本指を並べた幅分上がった所 腓骨内側面の後縁

「曲池」(きょくち)
肘を曲げると外側に出来る筋の先端の陥凹部
オプション

「内関」(ないかん)
内側手首の横紋から上に向かって指幅2本分(3~4cm)上がった所 

■いくらツボに貼っても何の効果も無い場合は別の病気が隠れている可能性も有りますので、一度精密検査を受けられた方が良いかもしれません。


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