いびき止めのツボ
●治療方法●
台所用アルミホイルを直径約3〜4センチ平方にちぎり、堅く丸めて「ホイル玉」を作る。これを「いびき治療」の場合は16個作ります。背中の6個は少し大きめ(直径5ミリ程度)にホイル玉を作ってください。(背中6個、ノド仏の下2個、腕2個、足先2個、足首内側2個、外側2個)これらを透明のポリエチレンガムテープ、或いはセロテープなどで寝床に就く1時間ほど前に貼ってそのまま寝ます。一番のポイントは背中のツボです。画像をよくご覧下さい。
@胸椎第2番目、3番目、4番目のすぐ横 左右で計6ヶ所です。経外で「経穴」(鍼灸教科書に載っているツボ)ではありません。凹みを確認の事。ここに少し大きい約3〜4ミリのアルミホイル玉を作って貼ります。
膀胱経のラインよりも内側で胸椎の直ぐ外側の凹みです。まず一番飛び出している頚椎の第7番目の「大椎」(だいつい)のツボを確認してから続く胸椎の第1、第2、第3と背骨を指で触りながらツボを見つけて下さい
解剖的には以下の画像辺りになります。
A「天突」(てんとつ)
ノドぼとけの下の大きな窪み。直径5ミリ〜7ミリほどの大きさのアルミホイル玉を貼ります。ホイル玉を貼るとこんな感じになります。
B「内関」(ないかん)
内側手首の横紋から上に向かって指幅2本分(3〜4cm)上がった所。内蔵バランス、心肺機能を上げるツボ。
C「内庭」(ないてい)
足の人差し指(第二指)中指(第三指)の間を少し上がったところで押してみて凹んで痛む所
「内」とは「内部」の意味でつまり「内臓」ですね。別の解釈では家の内部に閉じこもる人を治す、今で言う「引きこもり」に効く事から「内庭」という説も有ります。「気」の流れを整える効果があります。
Dオプション
「太衝」(たいしょう)
足親指と人差し指の間をたどり、二つの骨が出会う所
の前凹み。足先のツボは最初はCの「内庭」ツボだけで試します。お酒をよく飲む人、夢見が多い人はこのツボをプラスします。
E「三陰交」(さんいんこう)
内くるぶしを本人の親指を除く4本指を並べた幅分上がった所 骨(腓骨)ラインの少しだけ内側にある。

F「崑崙」(こんろん)
足首外側、アキレス腱の直ぐ外側の凹み。肩から首筋、後頭部の血行を促進するツボ。
Gオプション腎兪(じんゆ)
ウエストのくびれ辺り、腰椎第二番目の尖った出っ張りの両側約4〜5センチ。縦の筋肉ラインの盛り上がりの中に出来る凹み。
体の芯に元気を付けるツボです。「肝腎かなめ」の「腎」です。身体が疲れやすい人はこのツボをプラスします。必ず押さえると何らかの鈍い痛みあるいは快痛(気持ちよい痛み)があります。


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