自然治癒力を活発にするのですから,どんな病気にも効果があるとも言えるのですが、医薬品のようなスタンダードな効果を生むものを使いませんし診断も鍼灸師個人が判断を下す客観性のないものですから、実際には一人一人の鍼灸師の実力次第と言うことになります。
この点が西洋医学と違って、東洋医学の普及と信頼を阻む最大の、そして永遠のネックとなっています。

このページで私が言うも「?」ですが、広告や雑誌などの宣伝記事に惑わされず、口コミで評判の良い鍼灸師を探して下さい。

こう言ってしまうと鍼灸治療を受けるのを躊躇されるかもしれませんね。

しかし、実際、長時間のパソコンの使用による眼精疲労、肩こり、背部痛、腰痛などはいわゆる、「皮」=表層の歪みからくる症状ですから、他のどんな治療法よりも鍼灸治療が速効、確実な効果を発揮します。 ここで私は次ぎの事をお勧めします。

病名の事はひとまず考えないで下さい。身近な鍼灸師さんに「皮」=表層の歪みの有無を調べてもらって下さい。


歪みがあればその型や大きさをチェックしてもらいます。
病名としては大したものでなくても、歪みが大きければ症状=苦しみは強いのですから、しっかり調整=治療してもらうのです。

調整がうまくいけば驚くほどの効果が現れるでしょう。

先ほどから述べておりますように,鍼灸は効果が大変速く、たくさんの病気に適応する治療法ですが短所も知っておかねばなりません。

「皮」=表層のひずみが小さい、又は殆ど無い場合でも、命に関わる重大な病気に罹っている場合が少なからずあるのです。

つまり、歪みが身体の表層に現れず、生命の根元の「細胞」レベルに現れた場合です。
例えば、ガンがその代表でしょうか。
鍼灸治療の回数を重ねても、症状が改善しない場合は病院等で精密な検査を受けることをお勧めします。
自分にとっては色々と苦しい症状があるにも関わらず、お医者さんからはっきりした病気を告げられず、症状の改善の見られない方は、是非とも鍼灸師さんに、「皮」の歪みを調べてもらって下さい。
難病と思っていた長く苦しい症状も数回の治療で劇的に改善するかもしれません。

「世界の伝統医学」のページの中でホメオパシーとの関連で鍼灸の実際の頭痛の治療方法を説明しています。

以下に特に鍼灸治療の効果が高い病気や症状を列記します。

顔面神経麻痺、鼻炎、不眠症、自律神経失調、耳鳴り、メニエル症候群、円形脱毛症、慢性的な頭痛、眼精疲労、肩こり、寝違え、むち打ち症、スポーツ障害 神経痛(三叉神経痛、座骨神経痛等)腰痛、、関節痛(膝関節炎等)、五十肩、しゃっくり、慢性胃腸病、更年期障害、生理不順、小児神経症(夜泣き、かんむし)その他、多くの疾病に効果がありますのでご相談下さい。


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