★円形脱毛症のツボ★

名前 = A・A
性別 = 男性
age = 20to29
メッセージ =
悪性の円形脱毛症で悩んでいます。
先日カイロで治療を受けていたときに「脱毛には鍼で「四神聡」を刺激するのがいいと聞いたことがある。」と教えてもらいました。
北海道在住ですが、北海道で治療できるところはないでしょうか。出張で東京に行くことは年に数回ありますが、関西に行くことはありません。
また、自宅で自力でやるにはどうすればいいでしょうか。


A・A様へ
やはり、取りあえずはご自分で行われるのがベターでしょう。
円形脱毛症には一般的には「梅花鍼」=短い鍼がたくさん植え込まれた歯ブラシ状の鍼=という名の鍼が適しています。
(梅花鍼の画像を作りましたので添付します)

梅花針(中国製)
左側のブラシ状の部分で軽くトントンと叩いて使用します。
右の一本の針は特定の効果の高いツボだけを叩く時に使います
例えば、足の三里、手の合穴、手の内関等々です。

鍼灸用具店ではどこでも一本1000円程度で売っていますが、上記の「短い鍼がたくさん植え込まれた歯ブラシ状」のモノであれば十分代用できるはずです。
つまり小さな金ブラシですね。
例えばガスコンロ用の掃除ブラシなどです。
これらは梅花鍼に比べて金属部分が太く、多く植え込まれていてそのまま使うと刺激量が多すぎますので鍼部分のカットを行い、針先をごく細くアレンジして使用下さい。

方法はまず脱毛している地肌に直接軽くブラシで叩くことで血行を促進します。
地肌がほんのり赤みを帯びてきたらそこで止めます。
出来ればその局所部分にプラスして
脱毛のツボとして中国・北京の脱毛治療専門鍼灸医師:閻(えん)氏が開発した「閻(えん)三針」の3つの「毛生えの特効ツボ」も叩いて下さい。
突起物を張り付けても良いですよ。
図を添付しますからよく見て行って下さい。
この3つのツボは鍼治療用のツボですから本当は鍼でないと効果はあまり望めませんが、多分やらないよりはましでしょう。


●脱毛治療のツボ
医師 閻(えん)氏が開発した頭部から一本の毛も無くなる様な重症脱毛症の治療のツボです。この「閻(えん)三針」の「髪を生やす三つのツボ」を記載しますので自作梅花針やツボ指圧、ピップエレキバン、スナップや小さな玉など突起物を貼り付けて刺激して下さい
ご参考までに3つのツボは場所と共に鍼などでの刺激方法も記します。
ご近所の経験豊富な鍼灸師さんを捜してお願いしてみて下さい。
この脱毛治療のツボ:閻(えん)三針を知っている日本人の鍼灸師はまず居ませんから、このページをそのままコピーしてお見せして頼んで下さい。

昔から有るツボ:いわゆる「経穴」ではありませんし、このツボを紹介した日本語の書物は今のところ出版されていませんから知っている方は居ないと思われます。おそらく世界中のホームページでもどこにも詳細を記述したページは無いはずです。中国本土の鍼灸医師でも閻(えん)三針の名前は知っていてもツボの場所までは知らないのが普通らしいですから。


髪を生やす三つのツボ




①生髪=しょうはつ(ツボの名前です)
◆位置 : 風府(ふうふ=後ろ髪の生え際、中央の親指の幅(1寸)だけ上の所)と風池(ふうち=後ろ髪の生え際の下で、首の大きな筋(僧帽筋)の両外側)をつなぐ線の中心

②防老(ぼうろう)
◆位置 : 百会のツボ(頭の中央、両耳先を結んだ線上)の後ろ1寸の所
※針尖を斜め前方に向けて鍼柄が患者の頭皮と平行に成るように皮膚に沿わせる。得気(グーンと広がる鈍い痛み)を確認する事。

③健脳(けんのう)
◆位置 : 風池(ふうち=後ろ髪の生え際の下で、首の大きな筋(僧帽筋)の両外側)の下5分
※鍼尖を下に向けて0.2寸(約3ミリ)刺入する。このツボは頭皮の中にあるので、ちょうどぴったしの所に刺入しなければ効果が薄い。

◎四神総(ししんそう)
◆位置 : 百会の前後左右各々1寸(約2センチ)(計4ケ所)のツボもプラスして下さい。
これは精神的ストレスに効果が高いツボです。

●円形脱毛症に関しては脱毛の周囲から中心部に向けて鍼を真横に皮膚に沿わすように刺入します。



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