★ 母乳がよく出るツボ ★

名前 =あんちゃん
性別 = 女性
age = 30to39
メッセージ =
はじめまして、3ヶ月の双子を育てています。
質問なのですが、母乳の出がよくなるツボがあったら教えてください。またその際、刺激の仕方も指導してください。


こんばんは!
ツボ探検隊の松岡です。
母乳の出が悪くなるには、母乳が溜まって乳腺が詰まり炎症を起こしている場合(実証)や母乳自体の分泌が衰えている場合(虚証)などが有ります。
ご質問は双子のお母さんからですから、母乳の分泌が足りないケースだと想定されますので、「母乳の分泌を促すツボ」で話を進めて行きますが、身体機能の衰え(虚証)が背景にあるタイプですので、ツボ刺激のみならず周囲の方々の協力も得て心身の休養を取る「疲労回復」にも極力努めて下さい。
以下のツボ群は内臓の働きを強めて身体に力を付ける働きを持つツボです。しかし、問題のツボ刺激方法ですが、出来れば体を温めるお灸が一番相応しいのですが、上手にすえることはなかなか難しいです。せんねん灸でも買って頂くのが良いかも知れません。画像を添付しますからよく見て下さい。ツボを正しく取ることは意外と難しいですよ。ゆっくりと丁寧に探して下さい。

母乳の出が良くなるツボ 画像は下段に掲載しています。
 少沢
(しょうたく)
小指の爪の外側の根元から3~4ミリほど外下方。このツボは実は針でちくっと刺して、刺した所を強くつまんで血液を絞り出すのが一番効果的なのです。安全ピンの先の針をライターか何かで焼いて消毒します。アルコール消毒でもまあ良いでしょう。これが出来ない場合はお灸して下さい。
 だん中
(だんちゅう)
両方の乳房の中間点。押して痛みがあるか確認する。ここはせんねん灸で。
 乳根
(にゅうこん)
乳頭の下線上、第五肋間の隙間。乳首の真下で、肋骨と肋骨の中間の凹みです。
 隔兪
(かくゆ)
背中のツボです。おおよそ肩胛骨の下縁から背骨に向けて辿った位置〔第七胸椎〕の棘突起両側に盛り上がった筋肉の中にあります。だいたい背骨の両側約1寸半(約3センチ強)とされていますが、実際に触って異様な凹み或いはブヨブヨ感を確認して下さい。貴女の場合はここに必ず異変があるはずです。 このツボは「血会」(けつえ)と呼ばれ、いっさいの血液病を治すツボともされています。血液を増やすツボです。原則的にはお灸ですが、時には指圧でも良いです。ゴリゴリ押さないでゆっくりじわっと押して下さい。
 湧泉
(ゆうせん)
足の裏の中指と人差し指の間の延長線上で一番窪んだ所。足の裏の凹みです。うつ向けに寝て足の裏を後ろ向きに立った人から踏んで貰うと楽です。体力、内臓の力が大きく落ちている場合は以下のツボも必要です。お灸や指圧などで行って下さい。
 体力、内臓の力が大きく落ちている場合は以下のツボも必要です。お灸や指圧などで行って下さい。
 曲池
(きょくち)
肘を曲げて出来る横筋の外側の先端の陥凹部。お灸がベスト。
 後谿
(こうけい)
拳を握り小指側の一番外側に出来るシワの端の所。お灸がベスト。
 関元
(かんげん)
へそ下を親指以外の4本指の幅だけ(3寸)下がった所。凹みを確認すること。絶対にお灸のツボです。
 足の三里
〔あしのさんり〕
むこうずねの骨の外側を膝から3寸(約5~6センチ)下がった所。ここもお灸です。
太衝
(たいしょう)
足親指と人差し指の間をたどり、二つの骨が出会う所気分が落ち込みやすい時や胸のむかつきが有る時に加える。

①少沢 ④隔
⑤湧泉 ②だん中  ③乳根  ⑧関元
⑦後谿   ⑥曲池  足の三里   太衝


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