|
ツボ探検隊の松岡です。
ウイルスでしばらくメール機能が使えず、返信が遅れて失礼いたしました。 早速ですが、足の裏が痛むだけで特に他に気になる症状が無い時は、足の裏そのものの問題と考えるのがもっとも妥当でしょう。 足底の筋肉や腱を保護している腱様組織の炎症である足底筋膜炎の可能性が最も高いと思われます。この疾患は非常によく見られる疾患ですが、原因としては稀には骨格の歪みに因るケースも見られますが、一般的には運動（スポーツ）、足を踏ん張る作業、肥満などが考えられます。これらの外的要因に加えて体力の弱り、加齢なども誘因に成ります。 この疾患では起床後しばらくの間は痛みを強く感じますが、動いている日中は余り気にならないものです。余程悪化するとずっと痛む事もあるようですが、普通は一日中痛むタイプの病気ではないのです。 治療ですが、いわば足の裏の過労でも有りますので、鍼治療では割合にかんたんに治る疾患です。 もっとも前述いたしました様に体力の弱りが基本に有るケースが多いので、特に老人では体力アップを図ることも非常に大事です。 飲食物は冷たい物を避け、良質の蛋白質、カルシウム、各種ビタミンなど栄養のバランスの良い食事を採る事、足腰を冷やさない事、睡眠をたっぷり採る等々です。肥満は大敵です。
|
