老人性前立腺肥大症と腰痛の治療。この患者さんの場合は、チカッと一瞬接触する程度の軽い刺激です。病気の種類によってはもう少し強く押す事もあるようです。この方は既に殆んど治っているらしく、手術をしないで済んで有難いと言っていました。 治療後のメンテナンス中。
軟膏を付けた後に貼る「綿花玉」の一杯入った箱 火針治療後は軟膏→綿花玉→絆創膏・・・と貼って行き、最後はこんな感じに成ります。
何十年物の「魚の目」取りを行っています。魚の目治療は魚の目の奥にある「芯芽」を焼殺します。そうしないと再発する可能性が大きいのです。 焼いた後はやはり軟膏+綿花玉+絆創膏と成ります。
顧教授はもちろん一般の針治療も行っています。
この患者さんは※「梅核気」の治療に来ています。
ノド(天突)を中心に鳩尾、中かん、内関、三里、豊隆などのツボが使われていました。この女性はもうほとんど良くなっていると話してくれました。
※梅核気
「梅核」とは梅の種の事です。これがノドに詰まった感じがして、飲み込もうにも飲み込めない、吐き出そうにも吐き出せないという感覚症状を主とする病気を、中医学では「梅核気(ばいかくき)」といいます。 精神的なストレスや心配事が重なった事が原因となって起きることが多いのです。つまり中医学では「気」が速やかに巡らず欝滞(気欝といいます)し、行き場を失った「気の塊」がノドに留っていると考えるのです。神経のデリケートな「女性に多い病気」です
顧先生の近著、家庭で出来る灸療法の本です。 患者さん、研修医師の皆さんと一緒に記念撮影

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