電気針治療室


ここで行う鍼治療は、この北京大学付属精神科第六医院が開発した知能電気治療器を使います。又針治療と同時に酸素吸入も行います。酸素量は普通は3リットルで、通電量は患者さんを診断して決めるとのことでした。酸素を供給しながらの治療は「気功」の効果を同時に得るようなものでしょうか。 この酸素吸入と通電によって治癒率が以前に比べて大変向上し、特に「うつ病」の治癒率が80%以上にも及ぶようになったそうです。私自身以前より”うつ病”患者さんの「人いきれの少なさ」「呼吸力の浅さ」を感じていたので精神病患者さんは酸素濃度の濃い部屋で治療を受けると良いのではと思っていました。針治療と同時に「酸素吸入」は我意を得たりで大満足!!


各「つまみ」で患者さんのベッドの横の子機の電流量をコントロールしています。機器には北京大学医学部開発と記されています。 左の画像のアップすると「智能電針機」とあります。

ずらっと針治療中の患者さんが寝ています。 針をしながら酸素吸入(3㍑)を受けます。
治療ベッドの横に電流コントロールの子機の箱があります。 箱の中を覗いて見ると消毒用具も入ってました。
ずいぶん良くなったと話してくれた「うつ病」の患者さん 体験治療中
使っていた治療のツボは我々が日常的に精神疾患の治療に使っているツボと全く同じでした。やはり通電と酸素吸入が決めてでしょうか。
印堂、安眠、風池、百会、頭維、内関、足三里、三陰交等々
外部者は入室禁止の入院病棟も特別に見学、ビデオ撮影をさせて頂きました。


       
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