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これは以前の医院の画像です。昨年末に最新の高層建築に建て変わっていますが、それを写した写真をミスで無くしてしまいましたので古い写真で失礼します。 |
入口正面の壁に3m×10m程の大きなスローガンを書いた陶板が掲げられています。祖国の医薬遺産を発展させ社会主義国家の発揚に繋げよう~周恩来の書ですね。う~ん重い! |
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何処の病院でもこの様な布幕にお目に掛かります。象形文字=漢字はインパクトが強くスローガンにぴったりです。そのせいか至る所スローガンだらけ! |
”患者さん主体のハイレベルな医療サービスを提供すします”・・と布幕に唱っています。「水平」とは「高水準」「ハイレベル」の意味で日本語の感覚とはとはちょっと違いますね。 |
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病院エントランスの総合案内カウンター |
「中成薬」とは生薬製剤のことです。 |
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会計がこんなに混んでいるのは評判の高い病院である証拠でしょう |
会計口の側には北京市商業銀行のCD機も有りました |
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一階には救急室も有りました |
「免煎湯薬簡介」と書かれています。ここでは生薬も煎じなくても飲める様に加工して処方される様です。 |
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中国では患者さんが医師を指名して診察を受けます。指名する医師は既に評判を聞いて医師を決めている人を除けば病院を訪れるとまず最初にこの各科目別専門医の一覧表を見て決めます。 |
各医師の診察時間の横にその医師に診てもらった場合の初診料、治療費が書かれています。主任医師の初診料金が10元(約150円)と一番高い。薬代などは別でこれは同料金です。 |
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病気別の専門医に関しては沢山の掲示板に写真と共に経歴、研究実績などの詳しい情報を紹介しています。これはほとんど全ての中国の病院に共通するシステムで日本でも真似て欲しいところですね。 |
掲示板のお一人の医師(路志正医師)を失礼ながらランダムにpick upさせて頂いて書かれている内容を見てみましょう。「中医内科」の教授クラスの先生で「めまい」「胃腸病」「リューマチ性関節炎」「甲状腺腫瘍」などの中国伝統医学的治療を得意とする事、様々な中国伝統医薬専門分野の委員であり、北京中医薬大学の名誉教授だそうです。実は掲示板を見るとどの医師も皆等しく凄い「名医」だと思ってしまいます。 |
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「風湿免疫科」とは如何にも中国的な診療科です。膠原病、リューマチ、アレルギー疾患、慢性疲労症候群等々現代医学でも難病とされる疾患の数々がこの科目に入ります。これらの自己免疫疾患は西洋医学よりも中国医学的治療の方が現段階においては高い効果が望める分野なのでしょう。細菌やウイルスなどの外敵ではなく自分自身の身体の不具合が作った病気の治療にはこの医学は向いています。 |
「腫瘤科」つまり「ガン科」ですね。「ガン」も同じく自分の日頃の行い(?)による不具合が起こした「自前」の病気です。ここでは中国医学(生薬)と西洋医学(手術)の両方で治療するようです。発見時、既に手術の不可能な末期ガンの方には中国医学の方が延命効果が高いそうです。(時には生薬治療で全身骨転移の患者さんでも完全にガンが消える人も居ます) |
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「鍼灸科」医師の紹介です。一番上に書かれている「鐘梅泉主任医師」は斜視、遠視、近視、弱視。珍しく眼の鍼灸の専門医なんですね。韓医師は中風、柏医師はうつ病、黄医師はヘルペス、王医師は脳血管病などと書かれています。 |
「児科」つまり「小児科」です。腎炎、夜尿症、拒食症、ぜんそく、児童多動症等々書かれていますが、中国の小児科は何処も「多動症」の専門医が多い様に思います。中国は「多動症」の子供が多いのでしょうか? |
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